失業認定申告書を提出する際、求職活動の実績を正確に記入することが求められます。しかし、応募した事業所から書類選考の結果がまだ届いていない場合、どのように記入すべきか悩むことがあるでしょう。この記事では、そのような場合における正しい記入方法と、求職活動の記録の取り方について解説します。
失業認定申告書とは
失業認定申告書は、失業中にハローワークで行う求職活動の実績を報告するための書類です。この申告書には、求人に応募した結果や面接の有無、結果についての記載が求められます。失業保険を受け取るためには、求職活動を行い、その結果をきちんと報告する必要があります。
しかし、応募した企業から結果が届かないこともあります。こうした場合にどのように申告するか、迷う方も多いでしょう。
応募結果が届かない場合の対応方法
応募した企業から書類選考の通知が来ない場合、その結果は「結果待ち」として記入するのが一般的です。結果が通知される前でも、応募した事実は求職活動として認められます。そのため、選考結果が未着であっても、応募済みとして記録して問題ありません。
ただし、結果を待っている段階であっても、実際に応募した求人が存在することを証明できる証拠(応募内容のスクリーンショットや、応募先企業からの受領確認など)を保管しておくとより安心です。
結果待ちの状態での申告の記入方法
結果待ちの場合、失業認定申告書の求職活動実績欄には、「結果待ち」と記入しておくことが推奨されます。記入する際には、応募した日時や応募先企業名、求人内容などを詳細に記録しておくことが重要です。
また、応募先から書類選考の結果が届いた後は、結果を反映させた更新情報を申告書に記入することを忘れないようにしましょう。
書類選考通知が届かない理由とは
書類選考の結果が届かない理由としては、応募先企業が選考に時間を要している場合や、企業側の人員の都合などが考えられます。忙しい時期や大量の応募がある場合など、通知が遅れることもあります。
そのため、結果を焦らず待つことが大切ですが、万が一長期間経っても連絡がない場合には、企業に問い合わせてみることも一つの方法です。ただし、頻繁に問い合わせることは避け、必要な場合に一度確認するようにしましょう。
まとめ
失業認定申告書において、応募した事業所から書類選考の結果が届かない場合、結果待ちとして記入して問題ありません。応募先企業に連絡を取ることも選択肢としてありますが、基本的には応募した事実を記録しておき、結果が届いた際には速やかに更新しましょう。
求職活動の実績は、失業保険の受給に大きな影響を与えるため、正確に記録し、必要に応じて証拠を保存しておくことが重要です。自信を持って求職活動を進め、必要な手続きも確実に行っていきましょう。