残業代や深夜残業代の計算方法について、具体的な金額を知りたい方も多いのではないでしょうか。ここでは、基本給に基づいた残業代の割増率や計算方法について詳しく解説します。
1. 基本給に含まれる残業時間とは?
まず最初に確認しておくべき点は、基本給に含まれている残業時間です。あなたの場合、基本給20万円に対して18:00~19:00の1時間分の残業代が含まれているとのことです。この1時間分の残業代は、すでに支払われているものと考えられます。
そのため、基本給に含まれていない残業時間が発生した場合、その時間について新たに残業代が発生します。
2. 残業代と深夜残業代の計算方法
残業代の割増率は、通常、時間外労働に対して25%の割増が適用されます。さらに、22:00以降の深夜勤務については、深夜残業代として25%の追加割増が適用されます。このため、深夜残業を行った場合、通常の残業代に加えて、さらに割増が加算されます。
具体的には、残業時間帯ごとに次のように計算されます。19:00~22:00の時間帯は、25%の割増、22:00~25:00の時間帯は、さらに25%が加わった50%の割増が適用される形です。
3. 具体的な金額の計算例
例として、あなたの基本給20万円で働いた場合の残業代を計算してみましょう。20万円の月給の場合、1時間あたりの基本給はおおよそ1250円となります。
次に、残業代を計算します。18:00~19:00の1時間分はすでに含まれていますが、19:00~22:00の3時間については通常の残業代25%の割増が適用されます。さらに、22:00~25:00の3時間については50%の割増が適用されます。
4. 残業代と深夜残業代の具体的な割増額
例えば、1時間あたり1250円の場合、残業代の割増額は以下の通りです。
- 19:00~22:00:1250円 × 1.25(25%割増) = 1562円(1時間あたり)
- 22:00~25:00:1250円 × 1.5(50%割増) = 1875円(1時間あたり)
これらの時間帯に働いた場合、残業代はそれぞれの時間帯ごとにこの金額が支払われることになります。
5. まとめとアドバイス
残業代や深夜残業代の計算方法は、基本給に基づいて割増率を適用し、さらに時間帯によって異なる割増が適用されることを理解することが重要です。特に、深夜残業代については50%の割増が適用されるため、その時間帯に働いた場合にはかなりの金額が支払われることになります。
自身の残業時間や深夜勤務についてしっかりと把握し、給与明細で正確に支払われているかを確認することが大切です。