SHARPの電卓「EL-G37」を使用している方々は、特に公認会計士試験生にとって便利な機能が多くあります。しかし、複雑な計算式、特に括弧を使った乗算や累乗計算において、効率よく計算を行う方法がわからずに困ることもあります。今回は、特定の計算式をどう入力すべきか、またその効率的な方法について解説します。
問題:1,300 × (1.01)³ の計算方法
まず最初に、質問者が提示した計算式「1,300 × (1.01)³」をどのように電卓に入力するかについてです。この計算式では、1,300に1.01を3回掛ける必要があります。多くの人は、「1,300 × 1.01 ===」と入力してしまうかもしれませんが、この方法では答えが期待通りにはなりません。
SHARP EL-G37の正しい入力方法
SHARP電卓EL-G37では、掛け算を行う前に括弧内の計算を正確に入力する必要があります。この場合、1.01を3回掛け算する操作は以下のように行います。
- 「1.01 × 1.01 × 1.01」を入力します。
- その後、「1,300 × 」と入力すれば、正しい答えが得られます。
これで、1.01を3回掛けた結果を1,300に掛け算することができます。累乗演算を使いたい場合でも、まずは積み上げて掛け算をする方法が最もシンプルで確実です。
累乗計算の効率的な方法
SHARP電卓EL-G37を使用して、より効率的に累乗計算を行う方法としては、電卓の「xʳ」機能(累乗計算)を利用することが有効です。これにより、繰り返し掛け算をする手間を省くことができます。
- 「1.01」と入力し、「xʳ」ボタンを押してから「3」と入力します。
- その後、「× 1,300」と入力すれば、1,300に1.01³が掛けられた結果が表示されます。
間違いを避けるための注意点
電卓を使う際、入力ミスや順番を間違えることがあります。特に、掛け算と累乗計算を同時に行う際は順序に注意が必要です。また、電卓の機能を駆使して効率よく計算することが求められますが、基本的な手順を理解しておくことが大切です。
まとめ
1,300 × (1.01)³ の計算は、まず1.01を3回掛け算してから、最後にその結果を1,300に掛け算することで求められます。また、電卓の累乗計算機能を使うことで、より効率的に計算が行えます。SHARPの電卓「EL-G37」を上手に使いこなすためには、正しい順番で入力することが鍵です。