有給休暇の取得について、特に年次有給の追加や消化については、制度がやや複雑であるため、理解しづらい部分もあります。今回は、今年の10月に追加される有給日数や、過去に取得した有給の扱いについて、詳しく解説します。
有給休暇の基礎知識:追加される日数について
通常、有給休暇は勤続年数に応じて増えていきます。会社によって異なる場合がありますが、一般的に1年目で10日、2年目以降はその年に応じた日数が与えられます。例えば、あなたが今年の10月に追加される有給休暇が12日であるならば、これが次の年次分として支給される日数です。
そのため、現在使用している有給とは別に、新たに12日分が加算されます。また、もし過去に取得した有給がまだ残っている場合、その分も引き継がれますので、使用する際には注意が必要です。
今使える有給は合計何日か
現在、10回の有給をすでに取得しているとのことですが、去年分の有給が11日残っており、今年10月には新たに12日が追加されるため、現在使える有給は合計で23日という計算になります。
ただし、会社によっては一定の上限が設けられている場合もあるため、会社の規定を確認することをおすすめします。
来年の10月まで有給を使わない場合の消える日数
もし、来年の10月まで有給を使わなかった場合、使わなかった有給は消失することがあります。通常、有給の有効期限は2年間ですので、今年の10月に追加された有給は来年の10月までに使わなければ、消失することになります。
そのため、未使用分を翌年に持ち越すことができるものの、2年間以内に消化しなければ失効する点を注意する必要があります。
まとめ
現在の有給休暇の状況と、今後追加される日数については、会社の規定により異なる可能性がありますが、基本的には今年10月に12日分の有給が追加され、合わせて23日分が使用可能ということになります。
また、来年の10月までに有給を使用しない場合は、失効する日数が出てくる可能性があるため、計画的に消化することをお勧めします。
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