有給取得の条件とは？シフト制バイトの労働日と8割出勤について

シフト制のアルバイトで有給を取得したいと思った場合、どのような条件が必要かについて考えてみましょう。特に「全労働日の8割出勤」という要件を満たしているのかについて、労働契約書やシフト制で働いている場合にどう適用されるのかを解説します。

1. 労働日と8割出勤の基準

有給休暇を取得するには、通常「全労働日の8割出勤」が求められます。この「全労働日」とは、あなたが働くことが契約されている日数を指します。シフト制の場合、週に何日働くかが基準となり、あなたが実際に勤務した日数ではなく、契約上の勤務日数が基準となります。

質問者の場合、週5日勤務を前提に面接を受けたものの、シフト制で週3～4日の勤務が実際には行われている状況です。この場合、シフト制のアルバイトでも、契約時に「週5日勤務」が記載されていなくても、実際に働く日数と契約日数が重要になります。

シフト制のアルバイトの場合、「週5日出勤」の契約が無い場合でも、月間の労働日数が8割出勤の基準を満たしていれば、有給取得の対象となることがあります。質問者の場合、月に約15日出勤しているので、シフト制であっても、月間の勤務日数が有給の取得条件を満たす可能性があります。

もし、会社が「バイトには有給がない」と言っている場合、法的に問題があるかもしれません。アルバイトでも社会保険に加入している場合、有給休暇の権利があります。この場合、会社に労働基準法に基づいて有給休暇の取得を求めることが必要です。

有給取得に関して、シフト制のバイトでも契約時に週5日勤務の条件が明記されていない場合でも、実際の勤務日数が8割出勤を満たしていれば、有給の取得が可能です。自分の勤務日数を確認し、会社と正当な方法で有給を取得できるように相談することが重要です。