有給を使い切ってから退職する場合、退職届にはどのように記載すればよいのでしょうか。退職届の書き方には細かなポイントがあります。特に、有給を消化してから退職する場合の具体的な記載方法について解説します。
有給消化後の退職届の書き方
退職届には、退職日と退職理由を明確に記載することが基本ですが、有給を使い切って退職する場合、退職日を有給消化後の日付にする必要があります。例えば、勤務最終日を15日として、その後の16日から有給を消化し、20日を最終日とする場合には、退職届には「20日をもって退職する」と明記します。
具体的には、「退職日は〇月〇日を予定しておりますが、〇月〇日から〇月〇日まで有給を消化いたしますので、退職日は実質〇月〇日となります」というように、有給消化期間を明記することが重要です。
有給消化を含めた退職届の例文
退職届には、以下のように記載するのが一般的です。
退職届
〇〇株式会社 人事部長 △△ △△様
私事ではございますが、〇〇年〇月〇日をもちまして、退職いたします。
なお、〇月〇日から〇月〇日まで有給休暇を消化し、最終出勤日を〇月〇日とさせていただきます。
突然の申し出となり、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇年〇月〇日
△△ △△
このように、有給休暇を消化する旨を記載し、最終出勤日と退職日を明確に分けることが重要です。
有給消化に関する注意点
有給を消化する際には、会社の就業規則や人事部門の確認を事前にしておくことが必要です。企業によっては、退職前にすべての有給を消化することができない場合や、退職後に消化することができる場合もあります。必ず上司や人事担当者に相談し、確認を取っておきましょう。
また、退職届を提出する前に、上司と退職日や有給消化についてしっかり話し合い、会社側と合意を取ることが大切です。
まとめ
有給を使い切って退職する際の退職届の書き方は、退職日と有給消化期間を明確に記載することがポイントです。自分の退職予定日と最終出勤日を整理し、適切に記入することで、退職後の手続きをスムーズに進めることができます。退職届の内容には、会社のルールを確認し、しっかりとした準備をすることが大切です。
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