レセプトの記載において、公費を持たれている患者様が月の途中から受診した場合、その記載方法について悩むことが多いです。特に、実日数や保険点数、公費の点数をどのように記載するかは重要なポイントです。この記事では、月の途中から公費を持たれている方のレセプト記載方法について、正しい記入例とその理由を解説します。
1. 公費を持たれる患者様のレセプト記載の基本
公費を持たれている患者様のレセプト記載は、実日数や公費負担分を正確に記載する必要があります。特に、月の途中から公費を持たれる場合は、その期間に対応する点数をしっかり分けて記載しなければなりません。
具体的には、最初の数日間は保険点数で、その後、公費に切り替わる場合、その切り替えの日付を正確に記載することが求められます。このようにすることで、後でレセプトを確認した際に正しい記載がされているかどうかがすぐに分かるようになります。
2. 記載方法の具体例
次に、具体的な記載方法について説明します。例として、以下の2パターンの記載方法を見てみましょう。
① 実日数3日 保険点数…1,000点
最初の3日間は保険点数を記載します。その後、実日数が2日となる公費①、さらに1日となる公費②を記載します。
このように、各期間を分けて記載することで、レセプトの透明性が高まります。たとえば、実日数3日目の終わりから公費に切り替わった場合、その期間の点数を公費として記載することが求められます。
② 実日数3日 保険点数…1,000点
こちらのパターンでは、最初の2日間は保険点数が記載され、残りの3日目の分は公費②として記載されます。
この場合、全ての点数が分かりやすく記載されており、後で確認する際にも簡単に理解できます。重要なのは、公費が適用される日付とその点数を正確に分けることです。
3. 公費記載の注意点
公費記載時には、以下の点に注意が必要です。まず、実日数や記載内容に誤りがないことを確認することが重要です。また、保険点数と公費点数を混同しないようにしましょう。
さらに、公費の適用開始日や終了日を正確に記録することが求められます。これらの記録は後で確認できるよう、整然とした形で記載することが重要です。
4. まとめ:公費記載のポイント
公費を持たれる患者様のレセプト記載は、実日数や点数を正確に記載することが求められます。具体的には、保険点数と公費点数を分けて記載し、公費適用期間を明確にすることが重要です。これにより、後で確認がしやすく、正確なレセプト処理が可能になります。
レセプト記載時には、いつでも確認できるように点数を整理し、誤りがないよう心がけましょう。正しい記載方法を守ることで、業務がスムーズに進み、患者様へのサービス向上にも繋がります。
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