公務員エントリーシートの学歴欄にある「卒業論文・研究等のテーマ、得意科目・分野等」の書き方に悩む方も多いです。特に卒論がない場合やゼミの内容があまり明確でない場合、どのように表現するかがポイントになります。今回は刑法ゼミを受講していた場合の具体的な書き方をご紹介します。
エントリーシートで求められる内容とは
エントリーシートの「学歴」欄で求められる情報は、学生時代の学問的な取り組みや専門性に関する内容です。ここでは、卒業論文が必須ではなく、自分が学んだ分野や得意科目について述べることが重要です。特に、面接官は応募者が学んだ分野の知識と、その分野をどれだけ深く理解しているかに関心があります。
刑法ゼミの内容をどう表現するか
刑法ゼミに参加していたことをアピールする際には、ゼミで学んだ具体的なテーマや取り組んだ内容を簡潔に述べることが大切です。「刑法」という単語だけでは具体性に欠けるため、ゼミで学んだ内容に触れ、どのような視点で刑法を扱ったのかを記載すると良いでしょう。
具体的な記載例
例えば、「刑法ゼミにおいては、刑法の判例や学説に基づいた事例研究を行い、特に刑事責任の範囲に関する議論に注力しました」という形で記載するのが効果的です。このように具体的な取り組みを示すことで、応募者が刑法をどのように理解し、どんなテーマに興味を持っているのかを明確に伝えることができます。
記載内容を整理するポイント
エントリーシートに記載する際には、内容を簡潔にまとめ、どのようにその分野に興味を持ち、深堀りして学んだかを述べることが大切です。また、専門的な知識を持っていることをアピールするために、「学説」「判例」「事例研究」など、具体的な学びの内容を盛り込むと良いでしょう。
まとめ
エントリーシートで「卒業論文・研究等のテーマ、得意科目・分野等」の欄を記入する際、卒論がなくてもゼミの内容や学んだ分野を具体的に記載することで、専門的な知識や興味をしっかりと伝えることができます。刑法ゼミの場合は、具体的なテーマや事例研究の内容を挙げることで、説得力のあるアピールができます。自分の学問的背景を簡潔に、しかし具体的に表現することが、エントリーシートを通過するためのカギとなります。