交代制勤務や夜勤を含むシフト制で働く場合、給与の計算が少し複雑になることがあります。この記事では、時給1900円の条件で、交代制勤務や残業を考慮した場合の月収計算方法について解説します。具体的な勤務時間と休日条件を基に、月収を予測できる方法を紹介します。
勤務条件の確認
まず、勤務条件を整理します。以下の条件に基づいて計算を行います。
- 時給:1900円
- 勤務時間:6:30~14:30(実働7時間、休憩60分)、21:00~6:00(実働8時間、休憩60分)
- シフト:4日勤務、2日休み、4日夜勤、2日休みのサイクル
- 残業:月35時間程度(夜勤時に30分の残業あり)
これらの勤務条件をもとに、月収の概算を計算していきます。
基本の勤務時間を計算する
勤務時間は実働時間と休憩時間に分けられます。実働時間は、1日のシフトにおける労働時間です。例えば、6:30~14:30のシフトでは実働7時間、21:00~6:00のシフトでは実働8時間です。
月に21日勤務する場合、シフトごとの勤務時間を以下のように計算できます。
- 昼勤(6:30~14:30):7時間×4日=28時間
- 夜勤(21:00~6:00):8時間×4日=32時間
これで、基本的な勤務時間は合計で60時間となります。
残業を含めた月収の計算
次に、残業を含めた月収を計算します。月に35時間の残業があるということなので、これを時給で計算します。
残業時間の時給は基本の時給(1900円)に25%の割増が加算されるため、残業時の時給は以下のように計算されます。
- 残業時の時給:1900円×1.25=2375円
残業時間35時間をその時給で計算すると。
- 残業分の給与:2375円×35時間=83,125円
この残業代を基本給に加算します。
月収の総額を算出する
以上の計算結果をもとに、月収を計算します。基本勤務時間60時間を時給1900円で計算し、残業代を加算します。
- 基本給:1900円×60時間=114,000円
- 残業代:83,125円
月収の合計は。
- 月収合計:114,000円+83,125円=197,125円
このように、月収はおおよそ197,125円となります。
まとめ
時給1900円で交代制勤務を行い、月に35時間程度の残業がある場合、月収はおおよそ197,125円となります。基本的な勤務時間と残業を考慮した給与計算を行うことで、自分の月収を予測することができます。
シフト制や残業を含む勤務形態では、給与計算が少し複雑になりますが、計算方法を理解しておくことで、給与の明確な把握ができ、収入の予測が立てやすくなります。