最近、「+883」から始まる国際電話を受け取ったという方が増えています。特に「+883 350」などの番号は、一般的な国番号とは異なり、発信元が不明確なため、不安を覚える方も少なくありません。今回は、その発信元とされる「Afinna One Srl」という会社の概要と、こうした電話がかかってくる背景について解説します。
+883番号とは?国番号ではなく『国際ネットワーク番号』
まず「+883」は、国ではなく、国際電気通信連合(ITU)が割り当てたネットワーク番号です。これは特定の国ではなく、VoIP(インターネット電話)などの非地理的サービスの提供者に割り当てられるものです。
このような番号は、従来の固定電話網を使わず、インターネットを通じて通話や通信を行うサービスで利用されることがあります。
Afinna One Srlとはどのような企業か
Afinna One Srlは、イタリアに拠点を置く通信事業者で、国際的なVoIPサービスや回線提供を行っている企業です。国際電気通信連合のデータベースにも、+883番号帯の利用事業者として登録されています。
この企業は、企業間の通信回線や、国際的なIP電話サービスなどを提供しており、個人向けに直接発信を行うケースは通常は少ないとされています。
なぜこの番号から電話がかかってきたのか?
こうした+883番号からの着信は、多くの場合スパムや詐欺の可能性があります。以下のような理由が考えられます。
- 悪質な業者がVoIPサービスを使って不正発信している(Afinna Oneが直接関与しているわけではない)
- どこかのウェブサイトで電話番号が登録・流出してしまった
- SMS認証・電話認証の誤送信などの一時的な通信
そのため、心当たりのない+883番号からの着信には出ず、折り返しもしないことが安全です。
実際の被害例と注意点
+883からの着信に関する報告として、以下のような事例がSNSやQ&Aサイトで見受けられます。
- 数コールで切れる不審な電話
- かけ直したら高額な通話料を請求された
- 外国語の録音メッセージが流れる
これらは「ワン切り詐欺」や「プレミアム番号詐欺」に近い手口であり、知らない番号への折り返しは避けるのが賢明です。
不審な着信への対応方法
+883番号を含む不審な国際電話を受け取った場合、以下の対応を取りましょう。
- 電話に出ない、折り返さない
- スマートフォンの通話履歴で番号をブロック
- 番号情報共有サイト(例:jpnumber、tellowsなど)で他の報告を確認
- 必要があれば、携帯キャリアや警察に相談
まとめ:安心のために知識と対策を
+883番号からの着信は、基本的にはVoIPやIP電話に関係するネットワーク番号であり、直接的な危険性は少ないものの、詐欺やスパムの手口に悪用されることがあります。特に個人情報を伝えたり、かけ直したりすることは避けましょう。
少しでも不安を感じた場合は、スマホのセキュリティアプリや番号ブロック機能を活用し、安全な通信環境を守る意識が大切です。